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中国特殊部隊、高原地帯で初のパラシュート降下訓練
高原地帯で初のパラシュート降下訓練

 中国西北地域の海抜4200メートルを超える高原で20日、新疆ウイグル自治区軍区特殊部隊の兵士18人が上空500メートルを飛ぶヘリコプターから次々と飛び降り、中国の特殊部隊では初となる寒冷・高原地帯山間部でのパラシュート降下訓練を実施した。寒冷・高原地帯での機動力を高めるのが狙いという。中国共産党の機関紙「人民日報」(海外版)が報じた。

 「生命危険帯」と呼ばれる寒冷・高原地帯でのパラシュート降下訓練にはいくつもの困難が待ち受けている。高地では空気中の酸素が平地の50%ほどしかないため、判断力が下がり、規定の時間内に一連の動作を完了することは難しくなる。今回は初めての訓練であったため、どのようなタイプのパラシュートが高原地帯に適しているのかに関する情報がなかった。高原地帯の複雑な地形は不慣れなほか、空気密度が内陸より低いため、落下速度が速まり、着地時の衝撃が大きくなる。そうなれば危険性は一層高まる。

 午前10時50分、武装した18人の兵士を乗せたヘリコプターが雲と霧に覆われた雪山の脇を通って予定の降下地点に到着。「跳べ!」という声と同時に、鋼のヘルメットをかぶり、パラシュートを背負った李暁輝士官が先頭を切って飛び出すと、ほかの兵士達もその後に続いた。1秒、2秒、3秒……ボン!パラシュートが開き、ゆっくりと下降。遠くに輝く花のようなパラシュートと雪山が雲の混ざる青空に映し出された。着地と同時に、戦闘態勢を組み、決められた地域に進撃……

 同部隊の韓傑政治委員によると、今回のパラシュート下降訓練は寒冷・高原地帯の山間部という厳しい環境で実施。地上指揮・標識がなく、気象情報もない状況下での同訓練は初の試みだったが成功を収めた。今回の訓練により、同特殊部隊が部隊を編成して、寒冷・高原地帯で大規模なパラシュート下降をするための貴重な経験を積み、データを集めることができた。

 「人民網日本語版」2011年8月24日

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