14日から今年の初伏に入り、北京ではこの日から1年で最も暑い時期に入ることを意味している。過去の気象データによると、7月中旬における北京の平均最高気温は31.1℃だが、7月下旬の平均気温は年間で最高となっており、正に真夏日へと向かっていると言える。
気温の上昇に伴い、さわやかで涼しげな食品が大人気となっている。延吉レストランの関係者によると、暑い天気が多くなるにつれて、レストランでは1日平均およそ1000杯の冷麺が売れており、平日の3倍となっているという。
また、市民の間では、初伏の初日に餃子を食べる風習がある。このため、西四恵豊餃子屋は10時のオープンに当たって平日は9時を出勤時間としているが、通常より多くのお客さんが訪れることを想定して、従業員たちの出勤時間を平日より3時間を繰り上げて6時の出勤にした。
「中国国際放送局 日本語版」より 2011年7月15日 |