中国の胡錦涛国家主席は15日、同地に到着し、ロシア公式訪問を開始した。中ロの戦略的協力パートナーシップの持続的で健全で安定した発展のために新しい原動力を注入することが訪問の目的で、第15回サンクトペテルブルク国際経済フォーラムにも出席する。
今回のロシア訪問は、中ロ善隣友好協力条約調印10周年にあたるときに行われる訪問で、重要な意味を持っている。
ロシア滞在中、胡錦涛主席はメドベージェフ大統領と会談、プーチン首相と会見し、善隣友好協力条約が調印されてからの10年間に両国が関係発展で収めた成果と経験を総括し、今後10年の関係発展の方向を確定し、各分野の協力計画をまとめる。双方はまた、共に関心を寄せる重大な国際・地域問題について突っ込んだ意見交換を行う。
ロシア滞在中、両国元首は国際情勢と重大な国際問題に関する共同声明に署名し、善隣友好協力条約調印10周年に関する共同声明を発表する。双方はまたエネルギーや金融分野などに関する複数の協力文書に署名する。
モスクワを訪問したあと、胡主席はロシア第2の都市サンクトペテルブルクを訪れ、第15回サンクトペテルブルク国際経済フォーラムの開幕式に出席し、重要演説を行う。
「新華網日本語版」2011年6月16日
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