カザフスタンのアスタナ国際空港に到着した胡錦濤主席と劉永清夫人。
胡錦濤国家主席は12日午後1時40分頃、カザフスタンのアスタナ国際空港に特別機で到着した。国賓として同国を訪問し、15日には上海協力機構創設10周年記念サミットにも出席する。
空港ではナザルバエフ大統領が胡主席と劉永清夫人を手厚く出迎えた。両元首は親しく挨拶を交し、両国関係の発展に満足の意を表した上で、各分野での両国協力の進展の促進、アスタナサミットの成功に向けて共に努力する考えを表明した。
胡主席は空港で書面による談話を発表。ナザルバエフ大統領やマシモフ首相との会談、両国関係の今後の発展に向けた戦略的計画の策定、重大な国際・地域問題についての踏み込んだ意見交換など滞在中の予定を明らかにした上で、「双方の共同努力の下、今回の訪問が首尾良く成功を収め、両国の戦略的パートナーシップを新たな段階へと押し上げることを信じている」と表明した。
また「上海協力機構創設10周年記念サミットはこれまでの事業を受け継ぎ、未来を切り開く盛大な会議であり、上海協力機構の将来の発展にとって重要な意義を持つ。今回のサミットは議長国カザフスタンの入念な準備の下、各加盟国の努力を通じて、加盟国の共通認識をさらに凝聚し、将来の発展計画を成功裏に策定し、その持続的で健全な発展に向けてより堅固な基礎を築くものとなるに違いない」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年6月13日
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