12日に映秀鎮で行われた「ブン川大地震3周年追悼大会」で、犠牲となった住民や烈士に菊の花を捧げ、深く哀悼の意を示す人々。
四川省ブン川大地震の発生から3年を迎えた12日、北川県の旧県城では追悼記念式典が行われた。追悼記念式典に参加するために集まった民衆が10万人に達したため、現地交通警察は、当日午前7時以降、旧県城に向かう全ての車輛に対し交通規制を行った。中国新聞社が報じた。
12日、ブン川地震被災地では、被災地の人々が犠牲者に心からの弔意を示すとともに、これからの人生をさらに前向きに歩み、全く新しくなった生活を大事にしていくことを応援するため、さまざまなテーマの追悼記念イベントが行われた。
青川県では、青川地震遺跡公園重点建設プロジェクト「青川地震博物館」が18カ月間の工期を経て完成、同日オープンした。「美しい郷里」ゾーンや「震災体験」ゾーンなど8つのゾーンでは、見学者が地震発生の瞬間を自ら体験し、地震災害救済に関する知識を得ることができる。
震央となったブン川県では、「映秀地震3周年追悼大会」など十大テーマの各種記念イベントが終日行われた。午前の早い時間から、現地の村民が水磨鎮調和諧広場に集まり、皆で歌を合唱し、パートナー支援に対する感謝の気持ちや新生活に対する希望を表現した。
この日、中国各地でもブン川地震3周年追悼関連イベントが開催され、人々は、地震で不幸にも命を落とした犠牲者を弔うと同時に、被災地住民に対する激励の気持ちを示した。(編集KM)
「人民網日本語版」2011年5月13日
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