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四川大地震:温家宝総理が10回目の被災地訪問

 

四川大地震からもうすぐ3年になる。温家宝総理(中共中央政治局常務委員)は7日から9日にかけて10回目の被災地訪問を行った。温総理は竜門山沿いに北から南へ、青川、北川、綿竹、什ホウ、彭州、都江堰、ブン川、茂県など甚大な被害を受けた県・市を訪れ、各族の幹部・大衆を温かく見舞い、復興状況を視察した。

7日、温総理は復旧した山道に沿って車を走らせ、四川省、甘粛省、陝西省の境に位置する青川県の県都を訪れた。かつての廃墟の上には全く新たな県都が建設され、大部分の民衆が新居に入居していた。温総理は東山安居小区と砂石村を相次いで訪問。みなが安心して生活し、楽しく働いている様子を見て喜びの笑顔を浮かべた。知らせを聞きかけつけた青川県東河口村中共支部の王均成書記が、かつて村を訪れた温総理に、村の新たな姿を示す写真を差し出した。温総理は喜び、村民への挨拶の言葉を写真の裏に書いた。

9日、温総理は映秀鎮を訪れた。岷江両岸をつなぐ新しい橋、平らな大通り、新しいビル......映秀鎮は様変わりしていた。かつて温総理がヘリコプターで降り立った空き地は小学校の運動場になっていた。温総理は歩きながら現地の様子を見て「本当に大きく変わった。見違えるようだ」と感慨深く口にした。

温総理は被災地の子どもたちのことを大変気遣っている。今回も非常に多忙な日程にも関わらず、子どもたちと会うために特に時間を割いた。その中には、初めて被災地を訪れた温総理が救出された彼女のために自ら道を譲った女の子・宋馨懿ちゃん、都江堰新建小学校の救出現場で温総理の励ましを受けて無事救出された小学生・王佳淇さんと趙其松くん、温総理が病床の彼女のために励ましの言葉を書いた段志秀さんらもいた。温総理は子どもたちに勉強や生活の様子を温かくたずね、励ましの言葉を書いた。

被災地の経済が良好に発展しているのを見た温総理は「過去3年間の被災地の巨大な変化は、被災地の人民は打ちのめされることなく、自らの手でふるさとをしっかりと建設できることを証明している。被災地の未来は必ずやさらに素晴らしいものになると信じている」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2011年5月11日

 

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