中国全国政治協商会議の賈慶林主席は6日、成都で、中国国民党の呉伯雄名誉主席を始め、第7回海峡両岸経済貿易文化フォーラムに招待された両岸各界の代表と会談した。
賈慶林主席は、「両岸関係の持続的で安定した発展を保つために重要なのは、『台湾独立』に反対し、『九・二共通認識』を堅持するという共同の政治基盤を強固にすることだ。ここ3年来、両岸双方は、この基盤の上で相互信頼を強め、両岸関係の発展を推進し、一連の重要な成果を収めてきた。この方向を堅持さえすれば、両岸同胞の支持を得るにちがいない。両岸同胞が力を一つにして、『台湾独立』の分裂活動に共に反対し、両岸関係の良好な局面を維持し、今後の両岸関係のためにさらなる好条件を作り出すよう希望する」と述べた。
呉伯雄栄誉主席は、「ここ数年、両岸関係の平和的発展の局面は得難いもので、大切にすべきだ。両岸関係の発展は正しい方向に向かっており、後退することはありえない。今回のフォーラムで新しい成果を収め、両岸各界の共通認識を凝集し、共に努力して、両岸関係の持続的で安定した発展を推進できるよう期待する」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」 2011年5月7日
中国国民党の呉伯雄名誉主席(左)と握手する中国全国政治協商会議の賈慶林主席(右)
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