文廟
四川省名山中学は1930年に創設された。風光明媚な月華山の上に位置する学校は敷地面積150ムー(1ムーは約6.67アール)で、環境の美しさで知られている。同地はかつて唐代の学宮、清代の文廟だった。
同校を訪れると、目に入るのは現代と過去が結びついた建築の組合せだ。一方には保存状態のよい文廟があり、もう一方は現代的な教学用ビルだ。この教学ビルはブン川大地震の後、台湾仏教慈済慈善事業基金会の援助で建設されたものだ。
「5・12」(2008年5月12日)の大地震発生後、学校の校舎は損傷を受け、設備や施設も大きな被害を受けた。学校の図書室や閲覧室などの教学補助用の部屋は不足し、学生宿舎は鑑定により多くの亀裂が縦横に走り、建築物が破壊されて使用できないことが判明した。その後、台湾仏教慈済慈善事業基金会は2500万元を投入して学生寮、科学技術ビル、図書館、芸能館などの施設を建設。2008年以降、学校は実験器具や情報技術設備、校内ネットワークシステム、図書など総額600万元を調達し、教学・教育や内部管理のデジタル化、情報化、現代化を実現した。(編集YH)
「人民網日本語版」2011年4月26日
霊慧楼
宿舎
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