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写真1:東日本大震災の影響で空港に足止めされた大勢の旅客。電光掲示板を眺めながら最新のフライト情報を確認する=12日午後、羽田空港 |
地震発生から3日目を迎えた13日、中国民間航空の日本便は運航を徐々に再開、便数を増やして、空港に足止めされている旅客の帰国を進めている。中国国営の新華社通信(電子版)が伝えた。
北京首都空港と成田空港、羽田空港、名古屋空港、関西空港(大阪)、千歳空港(札幌)を結ぶ便は13日、いずれも欠航はなく、終日計52便が行き来しているという。
中国国際航空は13日朝8時17分、中国政府が派遣した救助隊を乗せた緊急救援チャーター便CCA055便を羽田空港に飛ばした。救助隊は15人からなり、救助設備5トンを搭載している。
南方航空は東京便を13日に再開した。長春、広州、大連の3都市から成田空港に計6便を飛ばし、旅客699人を乗せて中国に帰国する。各便の到着時刻(北京時間)と旅客数は以下の通り。▽南航CZ385便、午後8時、広州着(382人)▽南航CZ629便、午後3時20分、大連着(171人)▽南航CZ623便、午後3時10分、広州着(146人)。同日、東京以外に、関西空港、名古屋空港、千歳空港、新潟空港などにも計8便を飛ばしており、いずれも通常通り運航している。
東方航空は13日、日本便計44便(往復で2便と計算)を運航する計画。最も早い便は浦東航空(上海)と成田空港を結ぶMU271A便で、午前8時32分に無事到着した。最も遅い便は▽MU729便(浦東-大阪)▽MU291便(浦東-名古屋)▽MU531(浦東-福岡)--の3便で、いずれも午後6時15分発。復路便で最も早いのはMU272便(成田-浦東)で、午後1時に浦東着。最も遅いのはMU522便(成田-浦東)で、午後7時に浦東着。(編集YT)
「人民網日本語版」2011年3月14日
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写真2:東日本大震災の影響で空港に足止めされた旅客。弁当を食べながら最新の航空便を待つ=12日午後、羽田空港(中国新聞社撮影) |
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