3日開会した中国人民政治協商会議(政協、政治諮問機関)第11期全国委第4回会議で賈慶林主席が活動報告を行い、その中で「平和統一、一国2制度」の方針を堅持すると表明し、次のように述べた。(台湾海峡)両岸関係の平和的発展という主題をしっかりとらえ、政協委員と台湾の民意の代表との深い交流を積極的に推進し、台湾島内の関係党派・団体、社会組織、各界の人々、末端の民衆との交流を拡大し、台湾人民に対する活動に着実かつ有効に取り組み、海峡両岸経済協力枠組み協定の実行を積極的に推進し、海峡西岸経済区の先行実験の役割を十分発揮させ、両岸の経済・貿易、文化交流協力分野を一層開拓する。
また賈主席は「一国2制度」、「香港市民による香港統治」、「マカオ市民によるマカオ統治」、高度自治の方針を揺るぎなく貫徹し、香港特別行政区、マカオ特別行政区の法に基づく施政を全力で支持すると強調した。
「新華網日本語版」2011年3月4日