反政府デモが続くリビアからエジプトのアレクサンドリアに脱出した中国企業の従業員43人はエティハド航空の定期便で帰国の途に着き、24日午前10時に北京空港に到着した。今回の大規模な救出措置で帰国したリビア在留中国人としては第1陣。中国国営の新華社通信(電子版)が伝えた。
在エジプト中国大使館の協力のもと、リビアからエジプトのアレクサンドリアに脱出した中国企業の従業員83人は23日、2組に分かれて航空機に乗り、帰国の途に着いた。1組目の43人を乗せたエティハド航空の定期便はエジプト時間の23日午後1時(日本時間の同日夜8時)ごろ、アレクサンドリア空港を出発、アラブ首長国連邦を経由して北京に到着した。2組目の40人を乗せたカタール航空の航空機はエジプト時間の23日午後5時(日本時間の24日午前0時)ごろ、アレクサンドリア空港を出発、ドーハを経由して北京時間の24日午後2時(日本時間の同日午後3時)ごろ上海に到着する。
在エジプト中国大使館がこのほど発表した情報によると、中国公民83人はいずれも中国建築技術集団有限公司の従業員で、同社はリビアのトブルク市大学の造営プロジェクトを手がけていた。(編集YT)
「人民網日本語版」2011年2月24日
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