国家地震台網の観測によると、北京時間21日午後8時33分、新疆維吾爾(ウイグル)自治区喀什(カシュガル)地区葉城(カルギリク)県と和田(ホータン)地区皮山(グマ)県の県境(北緯36.4度、東経77.6度)でマグニチュード5.2の地震が発生した。震源の深さは約96キロメートル。
地震発生時、記者はちょうど葉城県内で取材中で、明らかな揺れを感じた。地震発生後、中国共産党葉城県委員会の何利民・書記はただちに県委員会、県人民政府などの幹部を召集し、突発事件緊急処理業務チームを組織、自らチーム長に就いた。同チームの指揮を受け、葉城県内各郷・鎮党委員会書記、郷長、武装部長など郷・鎮級幹部らがすみやかに複数の巡査小隊を組織、各小隊を率いてそれぞれ所属郷・鎮に赴き、被災地内のすべての住民に対し家屋の損壊、住民の安否などの状況について逐一調査を行い、随時調査状況を報告している。
記者が原稿を上げた際、葉城県では調査小隊からの、被災地の住民の死傷および財産の被害に関する報告は入っていない。
「人民網日本語版」2009年5月22日
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