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中国の武装力の多様な運用

 

二、武装力の建設と発展

中国の武装力は人民解放軍、人民武装警察部隊、民兵によって構成され、国の安全と発展戦略全体の中で重要な地位と役割を占めており、国家の主権、安全、発展の利益を守るという光栄な使命、神聖な職責を担っている。

近年来、人民解放軍はその使命遂行と情報化建設発展の要請に照らして、積極的かつ着実に部隊の改革を進めてきた。中央軍事委員会の戦略管理機能を強化し、人民解放軍戦略計画部を新設し、総参謀部通信部を情報化部に改編し、総参謀部軍訓部と兵種部を軍訓部に改編した。また、新しいタイプの作戦力構築を推し進め、各軍種・兵種の規模・構造を調整かつ最適化し、部隊の編成モデルを改革し、作戦力の編成を高精度、統合、多機能、高効率の方向に発展させるようにし、新しいタイプの軍事人材の育成システムを整備し、軍の人的資源と後勤政策制度の調整と改革を深化し、ハイテク武器装備の建設を強化し、中国の特色ある現代的な軍事力体系を構築するよう努力している。

陸軍は主として陸地での作戦任務を担い、機動作戦部隊、国境警備・海上防衛部隊、警衛警備部隊などを含む。機動作戦、立体攻防の戦略的要請に基づき、陸軍は地域防衛型から全域機動型への転換を積極的に推し進め、陸軍航空兵、軽機械化部隊、特殊作戦部隊の発展を加速し、デジタル化部隊の構築に力を入れ、徐々に部隊編成の小型化、モジュール化、多機能化を実現し、空・地一体、遠隔機動、迅速突撃、特殊作戦の能力を向上させている。陸軍機動作戦部隊は18の集団軍と一部の独立合成作戦師団(旅団)を含み、現在85万人を擁する。集団軍は師団、旅団で編成され、それぞれ7軍区の管轄下にある。瀋陽軍区には第16、39、40集団軍、北京軍区には第27、38、65集団軍、蘭州軍区には第21、47集団軍、済南軍区には第20、26、54集団軍、南京軍区には第1、12、31集団軍、広州軍区には第41、42集団軍、成都軍区には第13、14集団軍が管下に置かれている。

海軍は海上作戦行動の主力で、国の海上方面の安全と、領海主権、海洋権益維持を防衛する任務を担い、主として潜水艦部隊、水上艦艇部隊、航空兵、陸戦隊、海岸防衛部隊などの兵種で構成されている。近海防御の戦略的要請に照らして、海軍は近海総合作戦力の現代化レベルの向上に力を入れ、先進的な潜水艦、駆逐艦、護衛艦などの装備を発展させ、総合電子情報システムの装備体系を整備し、遠洋での機動作戦能力と、遠洋で非伝統的脅威に協力して対応する能力を向上させ、戦略的抑止と反撃の能力を強めている。海軍は現在23万5000人を擁し、北海、東海、南海の3艦隊を管轄し、各艦隊の管下に艦隊航空兵、保障基地、艦艇支隊、水上警備区、航空兵師団、陸戦旅団などの部隊が置かれている。2012年9月、中国初の航空母艦「遼寧号」が引き渡しを終えて就役した。中国が空母を発展させることは、強大な海軍の建設および海洋安全保障の上で深遠な意義を有する。

空軍は空中作戦行動の主力であり、国の領空の安全を守り、全国の防空の安定を維持する任務を担っており、主として航空兵、地上防空兵、レーダー兵、空挺兵、電子対抗部隊などの兵種から構成されている。攻防兼備の戦略的要請に照らし、空軍は偵察早期警戒、空中攻撃、防空ミサイル防衛、戦略的投下輸送を重点とする作戦力体系の構築に力を入れ、新世代作戦機、新型地対空ミサイル、新型レーダーなどの先進的兵器装備を発展させ、早期警戒、指揮、通信のネットワークを整備し、戦略的早期警戒、抑止、遠隔空中攻撃能力を向上させている。空軍は現在39万8000人を擁し、瀋陽、北京、蘭州、済南、南京、広州、成都の7軍区と1空挺軍団を管下に置いている。各軍区の管下には空軍基地、航空兵師団(旅団)、地対空ミサイル師団(旅団)、レーダー旅団などが置かれている。

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