Imprimer cet article

Commenter cet article

北京週報>>文献・資料・法律・法規>>政府白書  
中国の武装力の多様な運用

 

五、世界の平和と地域の安定を守る

中国の安全と発展は世界の平和と繁栄と密接に関係している。中国の武装力は終始世界平和と地域の安定を守る確固たる力であり、各国との軍事協力、軍事的な相互信頼の促進、地域と国際安全保障事務への参加に力を入れており、国際政治と安全保障の分野で積極的な役割を果たしている。

国連平和維持活動(PKO)に参加

中国は国際的な責任と義務を真剣に履行し、国連の平和維持活動を支持し、それに積極的に参加している。国連の決議、および中国政府が国連と合意した協議に基づいて、中国政府は平和維持部隊と平和維持軍事専門人員を派遣し、指定された国・地域に進駐し、国連の主導下で平和維持活動を実施し、主に停戦の監視、衝突の隔離、および工事、輸送、医療保障、そして社会復興と人道主義支援などの任務を担当している。

1990年、中国人民解放軍は国連の中東平和維持任務区域(中東国際平和協力業務が行われるべき地域)に5人の軍事監視員を派遣し、国連平和維持活動に初めて参加した。1992年、国連カンボジア平和維持任務区域に400人からなる工兵大隊を派遣し、編制された部隊を初めて派遣した。現在まで、人民解放軍は計23件の国連平和維持活動に参加し、平和維持活動のために延べ2万2000人の軍事要員を派遣した。国連平和維持活動に参加したすべての将兵が国連平和勲章を授与され、3人の将校と6人の兵士が任務遂行中に殉職し、国連からダグ・ハマショルド・メダルを授与された。現在、中国は国連安全保障理事会の5つの常任理事国の中で、平和維持軍事要員の派遣数が最も多い国となっており、また、平和維持部隊を派遣した国連の115の国の中で、工兵分隊、輸送分隊、医療分隊などの保障分隊の派遣数が最も多い国であり、平和維持分担金を最も多く納めている発展途上国である。

2012年12月現在、中国人民解放軍の1842人の将兵が国連の9カ所のPKO担当地域で任務を遂行している。そのうち、軍事監視員と参謀将校が計78人、国連コンゴ民主共和国安定化ミッション(MONUSCO)に赴いた工兵分隊、医療分隊が計218人、国連リベリア・ミッション(UNMIL)に赴いた工兵分隊、輸送分隊、医療分隊は計558人、国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)に赴いた工兵分隊、医療分隊が計335人、国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)に赴いた工兵分隊、医療分隊が計338人、国連アフリカ連合ダルフール派遣団(UNAMID)に赴いた工兵分隊が315人である。

中国の平和維持部隊は苦しみをおそれず、強い戦闘力と仕事への献身精神という優れた気風を発揚し、高レベルで各項の任務を完遂した。これまでの22年間に、延べ1万余キロの道路、284の橋を新たに建造または修復し、地雷と各種不発弾9000余発を除去し、物資100万トンを輸送し、総輸送距離は1100万キロ余りに達し、延べ12万人の患者を診療した。参謀将校と軍事監視員は司令部での仕事や巡邏、停戦監視、連絡、交渉などの各項任務の中で高度の職業的責任感を示した。コンゴ民主共和国に赴いた工兵分隊は数昼夜ぶっ続けの奮闘によって、1万6000平方メートルの火山岩分布地域をならした。リベリアに赴いた輸送分隊の保障範囲は同国の全域をカバーし、リベリアに駐屯した50近い国連平和維持部隊の輸送保障の中枢となった。中国の平和維持部隊はまた地元の民衆のために道路を修築し、橋を架け、車両を補修し、物資を輸送し、医療や医薬品を提供し、農業栽培技術を伝授している。レバノンに赴いた工兵分隊は「斜め十字交叉定位」による地雷除去法を自ら考案して、作業の安全係数と進度を高め、一日あたりの地雷除去面積は500平方メートル以上に達し、レバノンとイスラエルの衝突期間に不発弾3500余発を除去した。スーダンのダルフールに赴いた工兵分隊は、井戸の掘削が不可能と思われていた場所で13本の井戸を掘削した。南スーダンに赴いた工兵分隊は、初めての武装解除、復員、社会復帰移行研修センターの建設を高レベルで成し遂げ、現地の平和移行プロセスに対し積極的な貢献を行った。

中国の平和維持将兵は国連平和維持要員の行動規範や交戦規則、駐在国の法律法規を厳守し、現地の宗教信仰や風俗習慣を尊重し、任務エリアにおける規定と中国平和維持部隊の規則・制度を厳格に守り、現地の民衆の信頼を勝ち得ている。

   前のページへ   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19   次のページへ  

查查日语在线翻译
查查日语在线翻译: