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中国のエネルギー政策

九、エネルギー分野における国際協力を強化

中国の発展は世界と切り離すことができず、世界の繁栄は中国を必要としている。グローバル化がたえず深化するに伴い、エネルギー発展における中国と世界の関係はますます緊密化している。中国のエネルギーの発展は、自国の経済社会の発展を保障するのみならず、世界のエネルギー安全保障と世界市場の安定の維持にも貢献している。

中国はエネルギー分野の国際協力における、責任ある積極的な参与者である。二国間協力では、中国はアメリカ、欧州連合(EU)、日本、ロシア、カザフスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、ブラジル、アルゼンチン、ベネズエラなどの国や地域と、エネルギーをめぐる対話・協力のしくみを構築し、石油・天然ガス、石炭、電力、再生可能エネルギー、科学技術設備、エネルギー政策などの分野において対話や交流、協力を深めている。多国間協力では、中国はアジア太平洋経済協力会議(APEC)のエネルギー作業部会、20カ国・ 地域グループ(G20)、上海協力機構、世界エネルギー会議(WEC)、国際エネルギーフォーラムなどの機構や枠組みの正式なメンバーもしくは重要な参加国であり、エネルギー憲章のオブザーバー国であり、国際エネルギー機関(IEA)、石油輸出国機構(OPEC)などと密接な関係を保っている。エネルギー分野の国際協力において、中国は幅広い国際的義務を担いながら、積極的かつ建設的な役割を果たしている。

中国はエネルギー分野における対外開放を堅持し、外国投資者の投資環境をたえず最適化し、投資者の合法的権益を保障している。中国は前後して『中外合資経営企業法』『中外合作経営企業法』『外資企業法』などの法律・法規、『外国企業投資産業指導目録』『中西部地区外国企業投資優位産業目録』などの政策文書を公布した。中国は、外国企業が協力の形で石油・天然ガスの探査・開発、シェールガス、炭層ガスなど非在来型石油・天然ガス資源の探査・開発を行うことを奨励している。新エネルギー発電所、発電を主とする水力発電所、クリーン燃料技術を採用した発電所、中国側の持ち株による原子力発電所の建設への資金投下をサポートしている。多国籍エネルギー企業が中国で研究開発センターを設立することを奨励している。

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