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中国のエネルギー政策

七、エネルギー技術の進歩を加速推進する

改革開放以来、中国のエネルギー技術のレベルは著しく向上し、エネルギー技術は省エネ・排出削減の促進、エネルギー資源構造の最適化、エネルギー安全保障などの面で重要な役割を果たしてきた。とはいえ、先進国のレベルと比べれば中国のエネルギー技術のレベルにはまだかなり大きな開きがあり、独自の技術革新の基盤が比較的脆弱であり、コア技術や鍵となる技術が世界の先進レベルより立ち後れ、一部の鍵となる技術や設備は外国からの輸入に依存している。中国は技術革新をさらに重視し、中国の特色に適った、産学研一体のエネルギー技術革新体制を構築していく。2011年、中国は『国家エネルギー技術第125カ年計画』を公布した。これは最初のエネルギー技術に関する特定計画として、探査・採掘、加工・転化、発電・送配電、新エネルギー、という重点技術4分野を確定し、「重大技術研究、重大技術設備、重大モデルプロジェクト、技術革新プラットホーム」という四位一体の国家エネルギー技術革新システムを構築する段取りを整えている。

――エネルギー技術の研究開発に力を入れる。地質、材料、環境、エネルギー動力、情報・制御などの基礎科学分野において、エネルギー発展に戦略的、先導的役割を果たすいくつかの先端技術研究プロジェクトを他に先駆けて配備し、エネルギー基礎科学の研究分野で新たな成果を勝ち取るようにする。業界の中堅企業や研究機関の力を借りて、応用を指針とし、炭鉱採掘の高効率化、集約化、非在来型石油・天然ガス資源の探査・開発、高効率クリーン発電、洋上風力発電、太陽熱発電、石油・天然ガスの備蓄輸送の先進技術、大容量・高効率・長距離の送電など、実用的な先進技術の開発・応用を奨励している。「大型石油・天然ガス田および炭層ガスの開発」、「大型先進的加圧水型原子炉および高温ガス冷却炉の原子力発電所」という二つの重要な国家科学技術プロジェクトを引き続き実施し、鍵となる技術の革新を推し進め、エネルギー資源分野の独自の技術革新、集約的技術革新、導入・消化・吸収したうえでの二次的技術革新の能力を高める。

――エネルギー設備の技術的進歩を推進する。重大な技術設備プロジェクトを土台に、技術上の難関を突破し、総合プラントを整備し、エネルギー設備の基準や検査認定システムを確立し、健全化し、重大エネルギー設備の設計・製造やシステムインテグレーション能力を向上させる。政策面でのサポートシステムを整備し、高出力・高仕様の超々臨界発電ユニット、ガスタービン、第三世代原子力発電、再生可能エネルギー発電ユニット、非在来型石油・天然ガス資源の探査・開発など、基幹設備の技術進歩を重点的に推し進め、先進的技術設備の普及と応用に努める。エネルギー設備産業に対する計画誘導を強化し、低レベルの重複建設を防ぐ。

――重大技術モデルプロジェクトを実施する。エネルギーの発展パターンの変換や産業構造の転換・高度化をめぐって、先進的大型加圧水型原子炉、高温ガス冷却炉、炭層ガスの開発利用、シェールガスの探査・開発、石炭の高度加工、エネルギー備蓄、スマートグリッドなどの分野において、資金や技術、政策面でのサポートを拡大し、重大モデルプロジェクトを建設し、科学技術の成果を現実の生産力へ転化させていく。

――エネルギーの技術革新体系を整備する。大型企業や研究機関、大学の力を借りて、石炭資源の探査、炭層ガスの開発利用、シェールガスの探査・開発、海洋プロジェクト設備、大型高効率クリーン発電設備、スマートグリッド技術、先進的原子炉技術などの分野において、国のエネルギー技術革新のプラットホームを引き続き構築し、独自開発とコア技術の難関突破に取り組む。技術革新プラットホームに対する国の支援策を整える。技術革新における企業の中心的役割を十分に発揮させ、革新成果の普及と応用に努める。研究機関や大学の科学研究能力を企業の技術革新に役立てるよう誘導し、産学研を有機的に結びつける。科学技術の評価・奨励制度を整備し、エネルギー技術革新にかかわる人材の養成システムとモチベーションを高めるしくみを確立し改善していく。

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