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文献・資料・法律・法規  
中国のインターネット状況

 

三、公民のインターネットにおける言論の自由を保障

インターネットは中国のニュース報道の分野で非常に活用されている。中国政府はネットニュース事業の発展を支援し、人々に豊富なニュース情報を提供するとともに、公民のインターネットにおける言論の自由を法的に保障している。また、公民の知る権利、参画権、意思表示権、監督権を保障している。

インターネットは、人びとがニュース情報を知るための重要なルートとなっている。インターネットが中国に導入されてから、人びとは、ニュース情報のインターネットによる伝播を十分に活用している。中国の通信社、新聞社、ラジオ放送局、テレビ局などは、豊富な情報資源と知名度の高さを利用し、インターネットによるニュース報道を展開し、人びとのニュース情報に対するニーズを満たしている。人民網、新華ネット、中央テレビ局(CCTV)ネット、中国ラジオ放送(CNR)ネットなどの総合的なニュース情報サービスサイトは、権威のあるニュース情報伝播の範囲を拡大させたばかりではなく、伝統的なメディア自体をも新しい段階へと発展、拡張させた。一部の著名なビジネスサイトも、人びとがニュース情報を取得するための重要な手立てとなっている。統計によると、80%以上のネットユーザーが、主にインターネットからニュース情報を取得しているという。インターネットメディアの発展は、ニュース伝播の即効性、有効性だけでなく、重要なニュースの報道においても特別な役割を果たし、人びとの情報に対するニーズを十分に満たすようになった。中国共産党全国代表大会、全国人民代表大会、中国人民政治協商会議などの、インターネットメディアによる生中継は、すでに慣例となっている。

すべての公民は、法に基づき、インターネットにおける十分な言論の自由を享受することができる。『中華人民共和国憲法』では、公民の言論の自由という権利が定められている。インターネット上での言論の自由について、中国公民は法律によって保護されており、さまざまな形式を通じて、インターネット上で発言することができる。インターネット上での交流の活発化は、中国におけるインターネット発展の大きな特徴である。ネットへの書き込みやブログ数の膨大さは、世界各国でも想像をはるかに超えるものとなっている。中国のウェブサイトは、ネットユーザーサービスとして意見交換の場を重んじており、約80%のサイトで、電子掲示板(BBS)が設けられている。中国には100万以上のネットフォーラムがあり、2億2000万人のブログユーザーがいる。サンプリング調査によれば、毎日、ネットフォーラムやニュースのネット評論、ブログなどの手段を通じて、300件もの書き込みがされている。そのうち66%のインターネットユーザーはネット上で随時意見交換を発表し、各種の話題についてネット上で討論し、十分に自分の考えや利益を表明している。インターネットの新たな応用サービスによって、人びとの意見発表の場は広がりを見せている。また、ブログ、マイクロブログ、動画共有サイト、ソーシャルネットワークサイト(SNS)などの新しいインターネットサービスが迅速に発展し、公民がインターネットを通じて交流することの利便性を高めている。インターネットユーザーがネットによる情報伝播へ積極的に参与し、ネット上における内容の創造を行うことが、インターネット上の内容を充実させることとなる。

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