中華人民共和国
国務院報道弁公室
2004年12月・北京
目次
前書き
第一章 安全の情勢
第二章 国防政策
第三章 中国の特色のある軍事変革
軍隊を20万人減員
海軍、空軍、第2砲兵の建設を強化
情報化建設を推進
兵器・装備の現代化を加速
人材戦略プロジェクトを実施
共同訓練を強化
後方勤務の改革を深化
政治工作を革新
法に依って軍隊を厳格に管理
第四章 国防経費と国防資産
国防経費
軍需品の発注と買付け
国防資産の保護
第五章 兵役制度
兵役事務管理体制
現役
予備役
平時の召集
退役と配置
第六章 国防動員と予備力建設
国民経済動員
人民防空
国防交通動員
民兵建設
予備役部隊の建設
国防教育
第七章 国防科学技術工業
国防科学技術工業の主な任務
国防科学技術工業の改革・調整
国防科学技術による民用産業の発展
国防科学技術工業の対外協力
第八章 軍隊と人民
軍隊擁護・軍人家族優遇と政府擁護・人民愛護
国の建設に参加、それを支援
災害救助に参加
大衆規律を実行
第九章 国際安全協力
戦略的協議と対話
地域安全協力
非伝統的安全分野の協力
国連の平和維持行動に参与
軍事交流
第十章 軍備抑制、軍縮、拡散防止
拡散防止の努力に力を注ぐ
国際の軍備抑制と軍縮のプロセスを推進
国際軍備抑制と軍縮の義務を履行
軍備抑制分野の人道主義の努力に参与
付録
付録1 中央軍事委員会の構成メンバー
付録2 人民解放軍本部の指導者
付録3 2003年―2004年の中国軍隊の主な対外交流状況
付録4 2003年―2004年の中国軍隊が参与した安全協議の状況
付録5 2003年―2004年の中国軍隊と外国軍隊が行った合同演習状況
付録6 中国が国連平和維持行動に参加した状況
付録7 2003年以来公布した主な軍事法規
前書き
当面の世界を見ると、平和と発展を実現するチャンスとチャレンジが同時に存在し、安全と安定に影響する積極的要素と消極的要素が同時に存在している。各種の文明、社会制度、発展のパターンは、協調的に共存してのみはじめてチャンスを共有することができ、互いに信頼しあい協力してのみはじめてチャレンジに打ち勝つことができるのである。平和を求め、発展をはかり、協力を促すことは、すでに阻むことのできない歴史的潮流となっている。
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