(一)政策を安定させながら、適度な微調整を行うこと。引き続きマクロ規制を適切に実行し、マクロ経済政策の継続性と安定性を保つ。マクロ規制の方向や取り組みの度合いを正しく把握し、対象を区別しての取り扱いと種類に分けての指導を重要視し、経済発展の中の際立った矛盾を重点的に解決する。
(二)大局を把握しながら、重点課題の解決に取り組むこと。改革・発展・安定の関係を正しく処理し、改革開放を原動力として諸般の活動を推進し、全局に関わる重要な問題の解決に力を入れ、経済と社会の全面的な発展を促進する。
(三)各方面に総合的に配慮しながら、民生を重要視すること。人間本位を堅持し、「五つの協調」(都市と農村の発展、各地域の発展、経済と社会の発展、人と自然のバランスのとれた発展、国内の発展と対外開放を協調させる)を立派に推し進める。都市・農村や地域間のバランスのとれた発展、社会事業の整備及び社会の公平、安定をよりいっそう重視し、すべての人民が改革と発展の成果をともに享受できるようにする。
(四)現時点に立脚しながら、将来に目を向けること。今年の活動を立派に行うことを「第十一次五ヵ年計画」の達成と結び付けて、積極的に進取し、力に応じて事を運び、実効を重んじる。
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