中国の人気女優・范氷氷(ファン・ビンビン)は先月29日、かねてから噂されていた俳優李晨(リー・チェン)との甘いツーショット写真を公開し、恋人関係にあることを正式に認めた。続いて2人は先月31日に慈善活動に参加するため西蔵(チベット)自治区のラサに姿を現した後、今月1日にはガリ(阿里)地区を訪れ、ボランティア治療活動に参加した。
この活動は、范氷氷と北京麦特文化有限公司のCEO陳砺志氏が発起人となって2010年に始めたプロジェクト「愛里の心」ボランティア活動の一環で、西蔵自治区ガリ地区の先天性心臓病の児童を支援することを旨に設立された。
同日、病院に向かう途中、李晨は范氷氷の側から片時も離れずに寄り添い続け、先日、微博(ウェイボー)で公開した「今後可能な限り、僕が范氷氷を守らなければならない」という気概のこもった言葉を実際の行動で示した。一方、范氷氷もか弱い小鳥のように李晨の傍に寄り添う姿を見せていた。また、ボランティア治療の休み時間には、かつて心筋炎にかかったことがある李晨の身体を心配した范氷氷が無理やり李晨に心臓検査を受けさせるという一幕もあった。
范氷氷はインタビューに応え、「この恋愛の中で、一番重視したのは李晨の人柄だった」と語った。范氷氷の目には、李晨は実写版「郭靖」(香港の小説家・金庸の武侠小説「射雕英雄伝」の主人公)と「ベイマックス」の長所を併せ持った人物に映っているようだ。つまり、ヒーロー然とした好青年で、女性を守る能力を持つ人物だ。このため、現在熱愛中の范氷氷も非常に信頼感や安心感をもって、守られている感覚を満喫しているようだった。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年6月3日