住民が習総書記訪問当時のエピソードを紹介
「今年雨児胡同を訪れる観光客はかなり増えている。習総書記が視察に来られたときのことを尋ねられれば、私から当時の様子を詳しく紹介している。習総書記は私たちの生活ぶりや子供の進学、仕事の状況について尋ねられた。交わした言葉数こそ少なかったものの、思い出すだけでも胸が熱くなる」。
雨児胡同で暮らす宋さんは、「習粉」がやって来るたびに、習総書記が歩いた場所や服装まで、当時の様子をこうして細かく紹介している。「習粉」たちは興味津々といった様子で耳を傾けるそうだ。
当時習総書記が訪れた民家は雨児胡同の29号、30号二つの四合院で、今では立派な観光スポットになった。
「まだ目も覚めない朝8時頃から中庭に人が入って来るので、初めは少し嫌な気もしたが、今では私も『習粉』の一人となり、ここを訪れてくれる若者たちにも親しみが沸いてきた。色々おしゃべりをしながら、遠路遥々やって来た彼らを暖かく迎えている」と宋さんは笑顔で語った。(編集IM)
「人民網日本語版」2014年10月8日
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