南京大学2年生の李さんは習総書記の追っかけだ。この日、李さんはネット上で知り合った追っかけ仲間と北京で落ち合うことになった。「ネット上で知り合って、一緒に習総書記が訪れたスポットを巡ろうということになった」と李さん。昨日は南鑼鼓巷の習総書記が歩いた路地を自分たちの足で踏みしめ、食事はもちろん習総書記が訪れた慶豊包子鋪で済ませ、その後は北京師範大学を散策した。「習近平コース」は今や新たな観光コースとなっている。北京晨報が伝えた。
「習粉」が北京で対面
昨日の午後、南鑼鼓巷を訪れた北京晨報(微博)の記者は、観光客で賑わう胡同の中でも、雨児胡同にひときわ大勢の人だかりができていることに気付いた。
「ここが今年2月に習総書記が来たという民家のある雨児胡同か」。
数人の若い男女がそう口にしながら歩いて来た。
「彼は南京市から、彼女は山東省から、私は重慶市から来た。みんな習総書記の大ファンで、ネット上で連絡を取り合って北京で落ち合い、習総書記が訪れた場所を見て回っている。ここ南鑼鼓巷は美味しいグルメや面白いグッズも売られていて、北京の昔ながらの風情も残っている。今から慶豊包子鋪で食事をして、北京師範大学を回って、『習総書記コース』を楽しむ予定」。
南京大学の2年生になる李さんは、ここ雨児胡同で多くの「習粉(習総書記ファン)」仲間に出会った。
「アメリカ人夫婦までもが子供を連れて習総書記コースを見に来ていて、北京の胡同は綺麗だと言っていた。『習粉』なんですかと尋ねると、『Yes』と答えてくれた」。
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