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北京週報>>文化・科学・観光  
旧石器時代初期の遺跡、広東省で初発見

広東省雲浮市郁南県と羅定市で、考古学者により複数の旧石器時代の遺跡が発見され、唐ぐわや手斧を含む200点余りの石製品が収集された。そのうち最も古いものは、旧石器時代初期のものと判断された。これは広東省で発見された最も古い文明の遺跡であり、周口店の北京原人と同じ時期となった。これにより、広東省の人類が活動を開始した時期が、数十万年早まったことになる。新華社が伝えた。

広東省文物考古研究所副所長の鄧宏文氏は10日、「これは広東省で初めて発見された旧石器時代初期の遺産で、広東省の旧石器時代の考古学の空白を埋め、華南の旧石器時代の考古学研究における広東省一帯の空白を埋めた」と語った。

発掘チーム長である劉鎖強氏は、「調査段階で、約20平方キロメートルの範囲内に、60以上の旧石器時代の遺跡が集中していることが分かった。これらの遺跡は主に、西江の支流、南江流域中流の両岸の陸地上に位置する。遺跡の地形的な特徴、地層の体積や文明の程度からすると、新たに発見された石器は最も古いもので旧石器時代初期のものと判断できる。これまで広東省北部の曲江獅子岩で発見された、広東省の最も早い『住民』とされる馬バ人の化石は今から約13万年前、旧石器時代中期のものだった」と指摘した。

今回の発掘調査は、広東省文物考古研究所、北京大学考古文博学院、雲浮市博物館、郁南県博物館によって実施された。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年6月12日

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