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北京週報>>文化・科学・観光  
世界生態環境観測報告書、温暖化の影響を色濃く反映

 

2013年の世界大口食用油作物の生産量は、前年比1.7%増の26億7000万トンに達した。小麦の生産量は前年を上回り、とうもろこし、稲、大豆はほぼ横ばいとなり、2014年の食用油供給情勢の改善を促した。2014年第1四半期の観測結果によると、同年の南半球の小麦の生産量が大幅に増加した。ゆえに2014年の供給情勢が好転すると見られる。

中国大陸の陸上水域面積はアジア1位となり、アジアの大型陸上水域の約10%を占めた。その空間分布は広く、比較的集中している。そのうちチベット高原の湖沼の面積は増加傾向を示し、南部の増加が最も顕著であった。これは温暖化による雪解けと関連している可能性がある。長江中流・下流の湖沼群の面積は、降雨と人類活動の二重の影響を受けた。ハ陽湖と洞庭湖の水域面積の変化が激しく、全体的に大幅な減少の流れを示した。

同センターの廖小罕センター長は、「世界生態環境リモートセンシング観測年間報告書の発表は、中国のリモートセンシング観測水準の向上、世界的な事業に参与する能力の強化を反映した」と指摘した。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年6月6日

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