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北京週報>>文化・科学・観光  
中国人科学者、イギリス王立協会の新会員に選出

 

世界的に有名な学術機関、イギリス王立協会はこのほど新たに選出された会員リストを発表した。中国科学院院長の白春礼氏が、外国人会員に選出された。イギリス王立協会は、「白氏はナノテクノロジーの先駆者の一人で、関連分野で傑出した貢献を成し遂げた」と評価した。人民日報海外版が伝えた。

白氏は中国科学院院長などの職責を担うほか、2012年には発展途上国科学アカデミー(TWAS)の院長に就任した。中国人科学者が、この重要な国際科学技術機関の指導者になるのは、30数年間で初めてのことだ。

イギリス王立協会会長のポール・ナース氏は、「科学は我々人類、および我々が生存する自然界に対する理解を深めるのに役立つ。科学知識の蓄積は、食糧不足、気候変動、疾患などの世界共通の大きな課題に対応する一助となる。学術界・産業界・政界を問わず、新たに選出された科学者は、科学研究事業に対して大きな貢献を成し遂げている」と指摘した。

イギリス王立協会は1660年に設立された、世界で最も長い歴史を持つ、運営が一度も途絶えたことのない科学学会で、会員選出は終身の栄誉とされる。会員は選挙によって選出され、英国科学界の最高水準を示す。会員は英国人会員、外国人会員、名誉会員に分かれ、社会的な名誉を持つ。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年5月12日

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