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北京週報>>文化・科学・観光  
中国の科学者、鳥インフルエンザの研究で重要な進展
 

 H7N9型鳥インフルエンザウイルスはヒトに感染すると、急性呼吸不全を含む深刻な疾患を引き起こし、ひどい場合は死に至る可能性もある。H7N9型患者の病態の重症度・予後を客観的に判断できる生物学的指標はないのだろうか?中国人科学者はこのほど、この指標を突き止め、5月6日付のネイチャー・コミュニケーションズ誌に関連の論文が掲載された。人民日報が伝えた。

 浙江大学医学院附属第一病院、中国医学科学院、中国疾病予防・コントロールセンターの研究者はこのほど、血漿中に存在する調節ペプチド「アンジオテンシンII」が、H7N9型患者の病態の重症度および死亡率と高い関連性を持つことを発見した。この指標が高い場合、死亡率が顕著に高まる。同研究は、アンジオテンシンIIが鳥インフルエンザ重症化の生物学的指標であり、臨床の場で患者の重症度・予後を判断する指標として使用できることを結論付けた。

 論文の連絡著者である浙江大学医学院附属第一病院の李蘭娟氏(中国工程院院士)によると、研究チームはこれまでに、ヒトに感染したH7N9型ウイルスと、家禽市場で分離されたウイルスが高い相同性を持つことを証明、家禽市場がH7N9型ウイルスのヒト感染の主要ルートであるとし、家禽市場での取引を阻止することが、鳥からヒトへの感染を防ぐ最も効果的な方法であると提言している。また研究の結果、H7N9型ウイルスには遺伝子変異が生じており、種の違いを突破して鳥からヒトへ感染できるようになったことが分かった。研究チームはすでにH7N9型のワクチンの開発に成功し、迅速診断キットを開発している。(編集SN)

 「人民網日本語版」2014年5月8日

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