国際水中ロボット大会、および第7回水中ロボット技術シンポジウムの記者会見がこのほど、中国国務院新聞弁公室で開かれた。同大会・シンポジウムは国際水中ロボット連盟、中国自動化学会ロボットコンテスト作業部会が主催者、広東韓山師範学院が開催者、潮州創佳集団有限公司がスポンサーとなり、5月24日から26日にかけて広東省潮州市で開かれる。人民網が伝えた。
同大会はロボットコンテストで、スマート魚ロボットを中心とし、速度、遊泳、追跡、戦いといった水中競技を実施する。公式試合は中国自動化学会ロボットコンテスト作業部会、国際水中ロボット連盟が主催者になり、権威と影響力のあるロボット技術大会、学術大会、展覧会となる。同大会は水中ロボットの専門家、米国や韓国などの有名なロボット専門家を招く、ロボット先端技術産業の成果を競うコンテストであり、国際的な人材が多く集まるイベントの一つだ。同大会は2008年より始まり、これまでに北京市、浙江省寧波市などで6回開催された。同大会は、ロボットコンテストおよび技術シンポジウムにより、多くの人(特に中高生、大学生)のロボットへの理解と親しみを深め、現代科学知識を伝え、中国のロボット産業のために多くの優秀な人材を育成することを主旨とする。またロボットコンテストおよび国内トップクラスの技術専門家のシンポジウムにより、ロボットおよび自動化技術の発展と革新を促進し、中国の急速かつ持続的な発展に貢献する。
現在までに、中国国内の清華大学、北京大学、復旦大学、中国科学技術大学などの有名大学が出場を決めているほか、デンマーク、オランダ、スウェーデン、韓国、日本、英国、豪州などの大学の代表チームも応募しており、参加チームが50組以上に達する見通しだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年4月22日 |