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北京週報>>文化・科学・観光  
ミニ映画シリーズ「舌で味わう日本」、6月放送開始

 

「舌で味わう日本」とも呼ばれるミニ映画シリーズ「本物の味日本」第1回---「静岡の味」がこのほど静岡県でロケを終えた。今年6月、中国大手動画サイト「優酷網」、全日空の国際線全便機内で放送がはじまる。人民網が伝えた。

「本物の味日本」は画期的手法で、特色ある食文化からアプローチ、中国の観光達人、メディア関係者をゲストに、中国人のアングルからロケを展開、最もリアルな日本を探し求め、「舌で味わう日本」の旅を描く。

李方明・プロデューサーは、日本の地方に着眼したのは、中国人にとって日本といえば、東京、大阪、京都、沖縄、そして中国映画「狙った恋の落とし方」で人気となった北海道が自然と思い浮かぶが、実際には日本の最たる本物のグルメ、見逃しやすい景勝地はほとんど、地方に埋もれている、と語る。

今回ロケを行った静岡県は、中国人にとって実際には決して無縁の場所ではない。30年前、映画「伊豆の踊子」をみた中国人は多かった。「伊豆の踊子」のゆたかな日本的要素(三浦友和、山口百恵、川端康成、踊子、山村、漁港)は中国人を惹きつけ、また本作の発祥地も、今回のメインロケ地、静岡県伊豆半島だった。

日本の象徴として昨年、世界文化遺産に選ばれたばかりの富士山も静岡県にある。このほか静岡県にはさらに多くの特色ある観光資源がある。たとえば日本一美しい桜。例年3月下旬から4月初めに満開を迎えるが、多くの中国人の観光シーズンにはマッチしない。しかし静岡県の伊豆半島には、満開が一足早い独特の桜---「河津桜」がある。その発見、そして育林過程には多くの意義ある物語が存在する。

このほか、中国人が熟知する日本の調味料---「わさび」最大の産地も静岡県にあり、どのように育てられるかは現地に赴きはじめて感じることができる。普通の日本人でさえ本物の最高級「わさび」を食したことはない。これらの疑問のすべてが作品中で明かされる。

「本物の味日本」は中日企業交流プラットフォームであるサイト「国際チャンネル」(http://www.guojipindao.com/ 上海本格ソフト有限公司が創設)が企画、グルメ、観光、アニメ・コミックなど多様なテーマで、日本の地方県を題材に描くドキュメンタリーミニ映画シリーズ。第1回「静岡の味」は静岡県文化・観光部、全日空が、全日程において力強くバックアップした。(編集HT)

「人民網日本語版」2014年4月16日

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