中国人民武装警察部隊後勤学院はこのほど、「野生薬用菌類とパクリタキセルの対照実験報告書」を発表した。同報告書によると、一般的によく用いられる化学療法剤「パクリタキセル」の、子宮頸がんのがん細胞に対する抑制率は79.69%に達し、野生薬用菌類配合剤の抑制率は72.94%に達した。野生薬用菌類配合剤は、悪性疾患治療の新しい手段になった。経済参考報が伝えた。
同学院の救援医学系生物学・薬剤学教研室は2013年12月、野生薬用菌類のカバノアナタケ、アラゲカワウソタケ、アイカワタケ、雲芝、霊芝などの野生薬用菌類の配合剤を作り、悪性腫瘍の抑制に関する実験を行った。北京陳康林野生真菌研究院の陳康林院長は、「薬用菌類の腫瘍に対する主な効能が異なるため、腫瘍それぞれの特徴に基づき配合することで、症状に合った論証可能な治療が実現できる」と説明した。今回の対照研究は、野生薬用菌類の配合剤が、パクリタキセルの代替品になることを証明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年3月28日 |