BBC(ウェブ版)の12月31日の報道によると、米国の衛星が中国の月面ローバー「玉兎号」の月面での姿を撮影した。新華網が伝えた。
NASAの月探査機「ルナー・リコネサンス・オービター」(LRO)が撮影した写真では、玉兎号は米粒ほどの大きさもない。
玉兎号の付近には、12月に玉兎号を月面に送った着陸機が見て取れる。
月面の灰色の「土壌」に引き立てられ、中国の2機の装置は非常に目立って見え、長い影を作っている。
着陸地点の正確な座標を導き出し、着陸地点の着陸機到着前と後の写真を比較することで、同2機を簡単に見つけることが可能だ。
NASAによると、中国の宇宙船が12月中旬に月面着陸した際に、LROは観測に適した位置になかったという。
LROは12月25日になり、その軌道に沿いながら中国の月面ローバーの真上にたどり着いた。
今回公開された写真は、150キロの上空から撮影されたものだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年1月2日 |