第1回ロンドン国際中国語映画祭が6日夜、英国の首都ロンドンにあるウェストミンスター・セントラル・ホールで開幕した。9日まで開催される。新華社通信が報じた。
中国国家新聞出版広播電影電視(ラジオ・映画・テレビ)総局や英国の国際文化交流機関・ブリティッシュ・カウンシルなどのサポートの下、開催されている同映画祭の開幕式には、中国の巨匠・謝飛監督や香港の俳優・任達華(サイモン・ヤム)、香港の歌手・房祖名(ジェイシー・チャン)、中国の人気女優・范氷氷(ファン・ビンビン)などが出席した。
在英国大使館の劉暁明・大使のお祝いの言葉を代読した項暁ウェイ(=ひへんに韋)文化公使参事官は、「近年、中国の映画産業は急速な発展を遂げ、多くの優秀な作品が生まれている。同映画祭が、英国の映画ファンが現代中国社会の発展や文化を直感的に知る窓口になることを願っている」と述べた。
開催期間中、非行(フェイ・シン)監督の「全民目撃(Silent Witness)」や気女優・趙薇(ヴィッキー・チャオ)の監督デビュー作「So Young(原題:致我們終将逝去的青春)」、徐崢(シュー・ジェン)監督の「Lost in Thailand」など、中国語映画10作品以上が上映される。
孔子の子孫で知られる同映画祭の創設者・孔祥曦氏は、取材に対して、「西洋諸国で12月はさまざまなイベントがある月。同映画祭が英国の人々へのクリスマスプレゼントになることを願っている」と語った。
同氏はまた、「ロンドンだけでなく、ドイツやフランス、イタリア、オーストリアの計欧州5国で中国語映画祭を開催し、中国映画をPRすることを計画している」と明かした。 (編集KN)
「人民網日本語版」2013年12月10日 |