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香港の優位性で中国映画の国際化を推進

本誌記者 暁陽 

本誌記者のインタビューを受ける香港特別行政区立法会議員、香港映画発展局主席の馬逢国氏

第17回北京・香港経済協力シンポジウムの重要な部分として、京港文化創造産業特別シンポジウムが10月23日に北京で行われた。同特別シンポジウムにおいて、香港と大陸部の映画産業の共同発展、中国映画の国際化推進について、本誌記者は香港特別行政区立法会議員、香港映画発展局主席の馬逢国氏にインタビューした。

――どのように香港と大陸部の映画産業の共同発展を促進しますか?

2003年にCEPA(『中国大陸部と香港の経済貿易関係緊密化に関する取決め』)が締結された後、香港映画は大陸部との合作映画の形で、輸入映画の本数制限を受けずに大陸部市場に進出できるようになった。多くの香港映画界の投資家と業界関係者がこの政策に引きつけられ、大陸部で映画を製作した。ここ10年来、香港と大陸部の合作映画の本数が急速に増え、大陸部の映画市場の発展を推進した。2012年、大陸部での国産映画の興行収入トップ10のうち、香港との合作映画が7本を占めた。これは香港と大陸部の映画業界の緊密な協力関係を十分に表している。

2013年8月、『CEPA第10補充協議』が正式に締結され、香港映画の発展に新たなチャンスをもらしている。協議によると、2014年1月1日から、香港映画と香港・大陸部合作映画の広東語版は、審査機構の許可を受け、中国語(共通語)の字幕を付けるだけで大陸部で上映することができるようになる。これまで広東語による香港映画を大陸部で上映する場合には、中国語の吹き替えと字幕の両方が必要だった。吹き替えが要らなくなると、大陸部での配給コストを下げ、製作期間を短縮することができるとともに、大陸部の映画ファンもオリジナルそのままの香港映画をより多く楽しめるようになる。

――香港はどのように中国映画海外進出の「窓口」の役割を果たしますか。

大陸部の映画市場が急速に発展しているため、これまで多くの香港・大陸部合作映画は大陸部市場のニーズに配慮してきた。国内の映画市場が成熟するに従って、海外進出のニーズが更に強くなるだろう。

どのように中国映画の海外進出を促進するか、これも香港映画発展局の考えている問題だ。資金に限りがあるため、融資の角度はできないが、香港の優位性による協力の促進を考えることができる。例えば、今多くの国外の映画会社は言葉などの優位性を考えて香港でロケをしているが、大陸部でロケを行えるよう協力できる。

それ以外にも、香港映画発展局は毎年作品交流会を開催しており、アジアで数十本の優れたシナリオを集め、香港、大陸部及び東南アジア各国の脚本家と投資家の交流・協力を促進している。中国映画はまず東南アジア市場への進出したらいいのではないか。

香港は中国映画の海外進出における「窓口」的な役割を果たせる。香港の映画業界関係者は豊富な経験を持ち、国際市場も熟知し、大陸部と国外会社の協力あるいは大陸部・香港の合作映画の形で、中国映画の海外進出を推進することができる。

京港文化創造産業特別シンポジウムの会場

『北京週報日本語版』2013年11月1日

 

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