中国国家自然科学基金委員会が明らかにしたところによると、第5回「中国スマートカー未来チャレンジカップ」が、11月2日から4日にかけて江蘇省常熟市で開催される。各地から訪れた10数組の無人自動車チームが、中国が独自開発した無人自動車の最新の成果を展示する。新華網が伝えた。
同委員会は2008年に重大研究計画「視聴覚情報の認知計算」を開始し、自然環境の感知およびスマート行為決定能力を持つ無人自動車の検証の場になることを目標とした。同委員会の関連する科学部門、および同研究計画を指導する専門家チームは2009年より、「中国スマートカー未来チャレンジカップ」を毎年開催し、無人自動車の実際の交通環境における自動運転を通じ、関連する研究成果を確認している。
今年の大会には、武漢大学、清華大学、韓国ソウル大学の17チーム・計18台が参加する。試合にはより複雑で多様化された道路環境が選択された。運転中に遭遇しやすい、道路に停車中の車両、徐行中の車両、急な割り込み、前方で工事中といった場面の他に、アーチ橋、トンネル、ランプウェイ、校門前などの場面を追加し、無人自動車の安全性・スマート性・安定性・スピードを評価する。また人と無人自動車の対戦、各チームのチャレンジ、韓国チームとの親善試合などが予定されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年10月30日
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