中国工業・情報化部(工業・情報化省)電信研究院標準所所長の王志勤氏は、先週開催された「次世代ブロードバンドワイヤレスモバイル通信発展フォーラム」において、同研究院が5G技術の研究を開始したことを発表した。京華時報が伝えた。
王氏は、「当研究院は5G研究を率先して進めており、5Gのコンセプトと先進技術の研究を開始した」と語った。中国工業情報化部科技司副巡視員の代暁慧氏は、5Gの特長を次のようにまとめた。(1)基地局がより小型化し、さまざまな場所に設置できるようになる。(2)機能面で優れ、従来のシンクノードの必要がなくなる。(3)ネットワークの構造がフラット化し、高機能の基地局と大サーバー群による構造になる。
代氏は今後の5G通信について自由な発想を展開し、「ユーザーは5G時代において、常にオンライン状態になる。ユーザーはいつでもどこでも、100Mbpsのエンドツーエンドの通信速度が保証される」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年10月21日
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