関西電力大飯原発4号基が15日に定期検査に入り、日本国内の50数基の原発が全面的に稼働を停止した。日本は14カ月ぶりに「原発ゼロ」の状態を迎えた。人民日報が伝えた。
2011年3月に東京電力福島第一原発の事故が発生したことを受け、日本国内の原子炉は2012年5月までに相次いで稼働を停止し、42年ぶりに脱原発となった。しかし電力不足を理由に、大飯原発3・4号基は昨年8月に再稼働した。その後今年9月2日に、3号基が4号基に先んじて定期検査を開始した。
福島原発事故後、当時の野田政権は「2030年代に原発ゼロを実現」の目標を掲げた。安倍首相が就任すると、原発再稼働の呼び声が再び高まり、経済成長戦略の内容の一つとされた。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年9月16日
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