月探査プロジェクト指導チームの高級顧問を務める欧陽自遠院士はこのほど、第1回北京月・深宇宙探査国際フォーラムに出席した際に、中国月探査プロジェクトの第2ステップ「月面着陸」の任務を担う月探査機「嫦娥3号」は、近紫外線の波長の月面天体望遠鏡を搭載して年末に打ち上げられ、世界で初めて月面から恒星・銀河・宇宙を観測すると発表した。人民日報が伝えた。
嫦娥3号はさらに、極紫外線の波長のカメラにより、地球のプラズマ層の全体的な変化をモニタリングし、地球の環境変化を観測する。
嫦娥3号の月面車は月面を「自動運転」し、巡視と探査を実施する。月面車の底部にはレーダーが取り付けられ、月表面から深度100-200mの地下構造を観測する。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年9月6日 |