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北京週報>>文化・科学・観光  
映画で知名度が飛躍的にアップした中日両国の観光地

 

 三亜と北海道はどちらも、映画で知名度が高まり、文化と観光が結合した代表的ケースとなった。メディア記者が、亜龍湾熱帯天堂森林公園の毛剣峰・董事長に対し、「映画と観光を結び付けたPR作戦を今後も継続させ、さらに多くの映画がここをロケ地に選定するよう働きかけるつもりかどうか」と尋ねた。毛董事長はこれに対し、「映画ロケ地に選ばれるために、何か特別な策を練ったわけではない。『狙った恋の落とし方。2』がきっかけとなった観光ブームのような文化関連消費は、偶然の成り行きによるところが大きい。観光地の運営者として、観光地の品質を高めるためのサービスを徹底させることこそ、観光関連企業にとっての経営の原点だと認識している」と答えた。

 取材団一行に随行した日本人記者は、中国の大ヒット映画「狙った恋の落とし方」について熟知しており、同作品が中日両国のロケ地に極めて大きな影響をもたらしたことを良く理解しており、あらゆる文化製品には巨大なけん引力が潜在しているという見解に賛成した。

 「狙った恋の落とし方」が中日両地にもたらした波及効果を見ると、作品の後続効果を深く掘り起こし、文化製品の影響力と関連製品をいかに結びつけるかは、社会的効果と経済効果に極めて深く関わってくる課題であるということが分かる。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年5月28日


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