神舟9号と天宮1号の手動ドッキング成功に伴い、各国の宇宙専門家・宇宙飛行士の間で中国の宇宙開発事業に対する注目がますます高まり続けており、中国と宇宙分野での協力を望む声もあがっている。中国網が報じた。
NASAの元関係者であるウィリアム・アンダーソン氏(米パデュー大学教授)は、「米国はまだ中国と宇宙分野での協力を行ったことはないが、宇宙分野における全人類の協力は実に興味深い。これは世界に恩恵をもたらすものであり、各方面が手を携え努力する必要がある。パデュー大学は現在、中国の清華大学・北京航空航天大学と航空宇宙分野での協力を行っている」と語った。
ナイジェリア通信衛星社の社長は「中国の宇宙事業が新たな成果を収めたことを大変うれしく思う。宇宙分野において中国は我々の協力パートナーだ。我々は中国の成功を喜ばしく感じる。これら1つ1つの成功は中国の宇宙事業が日に日に成熟していることを表すものだ」とした。
韓国の女性宇宙飛行士・李素妍(イ・ソヨン)氏は「宇宙開発は他の科学研究よりも国際協力を必要としている分野。韓国と中国が様々な研究開発プロジェクトで協力できることを望んでいる」とした。
日本の宇宙飛行士・毛利衛氏は「今後中国と共同で宇宙実験が行えるならば大変うれしい。今年は日中国交正常化40周年にあたる。今年が日中科学技術協力の新たなスタート地点となることを望む」とした。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年6月26日 |