宇宙船「神舟9号」の到来を200日あまりにわたって宇宙で待ち続けていた宇宙実験機「天宮1号」は18日、ついにドッキングの瞬間を迎えた。18日午後、ハッチが次々に開き、3人の宇宙飛行士が天宮1号へと移動、宇宙での生活をスタートさせた。神舟9号は18日午後9時の時点ですでに地球を34周している。北京晨報が報じた。
18日午後5時6分、景海鵬飛行士が天宮1号のハッチを開け、3人の宇宙飛行士が天宮1号内へと移動した。飛行士たちはすでに気体のサンプリング、天宮1号のステータス設定などを終わらせ、今日は様々な宇宙実験や無重力対応措置を実施するという。
中国宇宙飛行士科学研究訓練センターの副総設計師である黄偉芬氏は、「3人の宇宙飛行士の状態は所定の目標をクリアしている。今後の任務における最大の試練は手動ドッキングだ。無重力の上に時間に限りがあるため、大量の実験は宇宙飛行士にとって各方面で大きなプレッシャーとなる。しかし、3人が手動ドッキングを無事成功させてくれると信じている」とした。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年6月19日 |