8月30日、オーストリアの首都ウィーンにあるウィーン国立歌劇場で演じる中国の有名声楽家・彭麗媛(左、「花木蘭」役)と男性主役の戴玉強(「劉爽」役)。
中国歌劇「木蘭詩篇」が30日夜、オーストリア・ウィーンのウィーン国立歌劇場で公演初日を迎え、大成功を収めた。この世界最高級のオペラ殿堂で中国のオリジナル音楽作品が上演されたのは、今回が初めて。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
中国歌劇「木蘭詩篇」は、花木蘭(女性)が男性に扮し、父の代わりに従軍するという中国で約1500年前から伝わる物語を題材としている。公演初日は満席で、観客からひっきりなしに大きな感動の拍手が起きた。彭麗媛や戴玉強など中国の有名声楽家による最高級の歌唱と演技、華麗な楽章、伴奏と合唱を担当するオーストリアの芸術家達との完璧なハーモニー、そして歌劇に採用された交響楽、ミュージカル、伝統演劇、舞踊など各種芸術が見事に融合した上演方法によって、この歌劇は、ウィーンの観衆に強烈な感動と共鳴を呼び起こした。(編集KM)
「人民網日本語版」 2008年09月01日 |