寧夏同心県で発見された1200万~1500万年前の古生物化石を着実に保護するために、寧夏回族自治区は08年、博物館を設ける。
同県文物管理所所長の顧永存氏によると、同県の古生物化石の大部分は新生代第3紀中新世地層に属し、前世紀50年代初めて発見され、名称が確定されたのは22属・24種。古生物化石の考古価値が長い時期で十分に意識されていなかったほかに、止血機能が高いため、大量に漢方薬に用いた。全県の10万キロあまりの古生物化石は生薬として全国各地へ発売された。
同心県の古生物化石は埋蔵が浅く、分布が集中し、保存が完璧である。目下、同心プラティベロドン、プラティベロドン、Stephanocemas、サイなどの貴重な古生物化石が保存されている。
また、同氏によると、古生物化石博物館は自治区、同心県と民間から資金を寄せ集め、共同で建設される。博物館は古生物化石の保護と管理に役立つと同時に、多様な古生物化石を集中展示し、古生物科学知識の普及に必要な場所を提供する。
「東方ネット」2007年12月12日 |