中国・四川パンダ生息地と河南殷墟遺跡は、2006年7月に国連教育科学文化機関(UNESCO)第30回世界遺産委員会大会で「世界遺産リスト」に登録された。このうちの四川パンダ生息地は満場一致で承認された。今年5月25日に、世界遺産証書の授与式は北京で開かれた。
中国最大のパンダ繁殖地として、四川パンダ生息地は青蔵高原と成都平原に挟まれたチョンライ山脈にあり、面積924500ヘクタールである。河南殷墟遺跡は文献に記載された、甲骨文字と考古学に確証のある商時代の都の遺跡だ。
国連世界遺産プロジェクト関係者によると、中国にある世界遺産は33カ所あり、世界第3位となった。
「東方ネット」2007年5月28日 |