Imprimer cet article

Commenter cet article

 
チベットの生徒たち、北京で健全に成長
03-03-2009

本誌記者 繆暁陽

 

 

北京チベット高校の張梅副校長

北京チベット高校の校門

1984年に中国政府が「経済の発達した内地の省(市)でチベット学校、チベットクラスを設立する」という方針を打ち出した後、内地での学校の設立はすでにチベット教育の重要な補完要素になっている。現在、内地のチベットクラスやチベット学校の在籍生徒数は2万人弱となっている。20数年来、20省の28の学校で相次いでチベットクラス(学校)が設立された。北京市の北四環東路高原街には赤と白に彩られた、まるで小さなポタラ宮のようなチベット風建築物がある。ここがチベット族の子供があこがれる内地のチベット学校の一つ、北京チベット高校だ。チベット族の子供の北京生活について、本誌記者が北京チベット高校副校長の張梅氏に取材した。

北京チベット高校の目標について張梅氏は、「1987年、党中央の『内地で学校を設立し、知力でチベットを援助する』という方策により、北京市は北京チベット高校を設立した。『祖国を愛し、民族の団結を促進し、発展の素質を備えた優秀な卒業生をチベットのために育成する』ことが一貫としてわが校の目標だ」と紹介した。

北京チベット高校が設立されて以来、チベットでチベット族の生徒を募集している。張梅氏は、「2003年以前、わが校は中等部と高等部に分けられていたが、2003年以降、高等学校になった。教育部から下達された計画により、毎年270人を募集している。現在、在籍生徒数は810人であり、大部分の生徒がチベット族だが、ローバ族、メンパ族、チベットで暮らす回族などの少数民族、デン人、シェルパ人の生徒も少しいる。わが校が毎年募集する270人の新入生の中で、チベット自治区の中学校で勉強した後、直接北京に来た中学生は15~20人いる。それ以外の生徒はすべて内地の予科と中学校で勉強したことがあり、中学校を卒業した後、チベットに帰り、普通高校入学統一試験に参加し、点数によって採用された優秀者だ。現在、農民や牧畜民の子女が在籍生徒数の40%を占め、都市部住民の子女は50%余りを占めている」と述べた。

 

1   2   3   次のページへ  

フォト 一覧へ
中国人224人、政府チャーター機第一便でリビア脱出
リビア在留中国人、第1陣が帰国
「比力」と「仙女」が日本到着 日本でパンダブーム
美人女性機長 年齢わずか29歳
世界最大の3D画が重慶でお目見え
ホロンバイルの4か所の牧畜業旗で深刻な雪害
自動車発明125周年記念の展覧会を香港で開催
上海でロボットレストランが出現
動画 一覧へ
2010、世界を騒がせた人々
「上海の昼と夜」
サンタの故郷からメリークリスマス!
月探査衛星「嫦娥2号」
打ち上げに成功
トップ記事一覧
インフレは依然、経済最大の潜在的懸念
「タイガーマザー」論争、どんな母親が優れているのか?
中国、水利整備を加速
潘魯生氏 手工芸による民族文化の伝承
特 集 一覧へ
第7回アジア欧州首脳会議
成立50周年を迎える寧夏回族自治区
現代中国事情
中国の地方概況
· 北京市  天津市 上海市 重慶市
· 河北省  山西省 遼寧省 吉林省
· 黒竜江省 江蘇省 浙江省 安徽省
· 福建省  江西省 山東省 河南省
· 湖北省  湖南省 広東省 海南省
· 四川省  貴州省 雲南省 陝西省
· 甘粛省  青海省 台湾省
· 内蒙古自治区
· チベット自治区
· 広西チワン族自治区
· 新疆ウイグル自治区
· 寧夏回族自治区
· 澳門特別行政区
· 香港特別自治区