中国障害者連合会の湯小泉理事長(北京五輪組織委員会執行副主席)は24日北京国際プレスセンターで、北京パラリンピックの準備状況について記者会見し、北京市が視覚障害者の盲導犬携行を許可する盲導犬管理規定を打ち出したことを明らかにした。盲導犬の携行には証明書の提示が必要。許可を得た視覚障害者は、盲導犬を伴って全競技施設と公共の場に出入りすることができる。
湯理事長は「中国にはすでに盲導犬養成所が大連に1ヶ所と上海に1ヶ所の計2ヶ所ある。現在、登録盲導犬のうち外国から来たのはポルトガルの視覚障害者2人が使用している2匹だけだ。国内でも2人が盲導犬を登録している。人数は少ないものの、これは歴史的な一歩だ」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」 2008年08月25日
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