北京五輪気象センターの取材活動が2日、国際メディアセンターの手配で行われ、約150人の記者が参加した。北京気象台の担当者によると、国家体育場「鳥の巣」の天気予報は現在、1時間ごとに行われている。開幕式当日には、競技場付近に配置された気象観測車両を利用し、最短で5分ごとの天気予報を行っていく方針だ。
北京市気象局の王迎春・報道官(副局長を兼任)は、北京五輪大会に向けた気象サービスの準備状況を紹介した。王報道官によると、北京五輪気象サービスセンターは大会期間中、7都市の50競技場の天気予報を3時間ごとに行っていく方針だ。試合にかかわる特殊な需要がある場合は、24時間いつでも天気予報サービスを提供することができる。大会期間中に発表される競技場付近の天気状況や気温などのデータは1日2万8800個に達する。この業務量は、北京気象部門の通常の業務量の40倍となる。(編集MA)
「人民網日本語版」2008年8月3日 |