中共中央政治局は26日午前、第7回グループ学習会を行った。胡錦涛・総書記は席上、「北京五輪・パラリンピックは中国人民のものであり、世界各国の人民のものでもある。わたしたちは北京五輪・パラリンピックの成功を通じて、『団結・友情・平和』という五輪精神を宣揚し、五輪の普及と発展を推進しなければならない」と強調した。
さらに胡錦涛総書記は北京五輪の準備に関して、6つの要求を提示した。
(1)五輪開催時の指揮体制と競技会場の運営について。持ち場の職責と指導者の責任を明確にし、各競技会場における担当チームの管理とサービスの能力を向上する。
(2)五輪に向けた対外業務について。周到かつ熱心に、安全かつ効率的に、海外の賓客をもてなす。
(3)五輪のサービスについて。人間本位を堅持し、慣例を遵守し、規準を統一し、個性を尊重し、細やかな要求を重んじることで一流のサービスを提供し、都市経営と五輪経営の緊密なつながりを実現し、五輪の無事開催と同時に、秩序立った都市の生産・生活を確保する。
(4)五輪への市民参加について。多くの市民を引率して、マナーを守り、礼節を重んじ、友好的で団結し、親切に客をもてなすようなより良い社会的雰囲気をつくる。
(5)五輪の報道・宣伝について。メディア関係のサービスと管理をきちんと行う。
(6)五輪の警備について。北京五輪・パラリンピックの全過程に平安五輪の要求を徹底して適用する。
「人民網日本語版」2008年7月27日 |