7月24日はインドネシア重量挙げの新鋭・イラワン選手の19歳になる誕生日。貧しい山村から出てきたこの青年も北京五輪に出場する。「五輪出場は僕の夢だった。北京五輪の成功を心から祝福するよ」と話す。
中山千恵さん(19)は日本人。外国人ボランティアとして、北京五輪メインプレスセンター(MPC)で活躍している。「中国と日本の両方の手伝いができて本当に嬉しい。ありがたいことです」と声を弾ませる。
国の大きさ、肌の色、性別、年齢を問わず、競技会場の設計から五輪テーマソングの創作に至るまで、世界各国での聖火リレーから五輪の準備に至るまで、「地球村」の隅々まで祭りのような喜びで満ち溢れている。
そう、これは全世界が祝う祭りだ。オリンピアから万里の長城まで一路歩んできた五輪は、世界各国の人々が意思疎通し、理解を深め、友情を結び、調和を促す盛典だ。
他のどんなイベントも、五輪ほど、異なる国、異なる種族、異なる性別、異なる年齢、異なる宗教・信仰の人々が共に感化し合うことはない。北京で今年4月に開かれた国際オリンピック協会代表大会において、国際オリンピック協会に所属する205カ国・地域のオリンピック委員会はすべて選手団を北京五輪に派遣することを明確に表明。これにより、北京五輪の参加国・地域は五輪史上最多となり、「五輪大家族が団結」を果たすことに期待がかかる。(編集KA)
「人民網日本語版」2008年7月24日 |