北京市の都市観光バス路線2本が20日、正式に開通した。乗客数が多かったため、当日午前は予定の2倍の92便が運行した。「京華時報」が伝えた。
観光1路線と観光2路線のターミナルとなる北官庁を午前7時40分に訪れると、真新しいバス10両がすでに発車準備を整え、北官庁南側のバス停にはすでに100人余りの乗客が並んでいた。午前8時半には乗客の列は200人を超え、バス停の通路に沿って2往復し、さらに外側へと延びていた。
観光1路線の特徴は古都の風貌。南の北京南から北の北官庁まで、天壇、前門大柵欄、天安門、景山、故宮、什刹海、鼓楼、雍和宮などを車内から遊覧できる。観光2路線の特徴はオリンピック施設。北は恵中里から南は北官庁まで、オリンピック体育公園、メインスタジアムの「鳥の巣」、国家水泳センターの「水立方」、国家体育館、国家オリンピック体育センターといった、主なオリンピック施設を遊覧できる。運賃は一律3元。(編集NA)
「人民網日本語版」2008年7月21日 |