「北京の空気は汚れてるって?それは誤解だよ」と米パデュー大学のジェイソン・マイルズさん。マイルズさんは五輪メディア運営ボランティアとして北京に駆けつけた大学生292人のうちの一人。レポーターを務めるボランティア約210人は15、16の両日、北京オリンピック組織委員会による五輪報道サービスの1回目のトレーニングを受けた。
マイルズさんは北京に来る前、北京の大気汚染に関する情報をいろいろと聞いていた。「北京に到着したばかりの数日は空に濃い霧がかかり、空気が汚れているのかと思ったけど、その後青空が広がり、空気も新鮮になった。この状況なら、五輪を開催しても全く問題ないよ」と実感を語る。米アイオワ州立大学のエレナさんも「今は毎日とてもきれいな青空が見られるわ」とマイルズさんと同じ意見。
オーストラリア・クィーンズランド大学の鄭峰さんは3歳の頃、両親と共にオーストラリアに移民した。これまで2、3回しか帰国したことはないが、戻ってくるたびに北京の発展を感じるという。「一部の出場選手は確かに環境に敏感。僕は選手を代表できないけど、北京の空気はきれいだと思うよ」と語る。
メディア運営を担当する海外ボランティアは米国、英国、オーストラリアの大学10校あわせて292人の学生たちだ。(編集KA)
「人民網日本語版」2008年7月17日 |