北京市商務局は16日、市内にある1万平方メートル以上の大型ショッピングセンター82店舗に対し、今月20日より開店時間を一律午前10時からに遅らせるよう通達を出した。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。
北京五輪・パラリンピック開催に向けた、ラッシュを緩和するための通勤時間の調整に関する政策に照らし、市内の交通要所に位置し、売り場面積が1万平方メートル以上の大型ショッピングセンター82店舗では五輪開催期間中(7月20日~9月20日)、営業時間の調整が行われる。開店時間は一律午前10時からとなり、閉店時間はそれに応じて適度に延長される。
市商務局弁公室の蔡さんによると、ショッピングセンターの中にスーパーがある場合、そのスーパーは営業時間を変更する必要はない。また、売り場面積が1万平方メートル以上のスーパー、および売り場面積が1万平方メートル以下のショッピングセンターでも営業時間の変更はない。
今回営業時間の調整が行われる82店舗には、王府井百貨大楼や西単商場など有名ショッピングセンターのほか、百安居(B&Q)・金四季店や、宜家(IKEA)・望京店など売り場の広いインテリア用品店、および国美・安貞店や、大中・テレビ塔店などの家電量販店も含まれる。(編集KA)
「人民網日本語版」2008年7月17日 |